腱鞘炎対策で親指操作のトラックボールは買わないほうがいい

PCで作業することが多いとき、マウスを使ってるとポインターを動かすために結構手を使いますよね。

短時間ならいいんですが、一日中作業したり、ゲームしたりするとだんだん手が痛くなってきます。

そのために手の負担の軽いマウスを探していた所、トラックボールのマウスがいいという情報を拾いました。

そこでとりあえずトラックボールマウスを買ってみましたが、失敗しました。

購入したマウス

ロジクール ワイヤレスマウス トラックボール M575S
3

・なめらかで精確になったボールコントロール/2000DPIの精度でトラッキング
・接続はロジクール独自のUnifyingUSB・Bluetoothに対応/最大10mの接続範囲
・(USBポート):Windows 7以降、macOS 10.13以降 (Bluetooth):Windows 8以降、macOS 10.13 以降、iPad OS 13.4以降に対応
・電池:単3形電池(付属)、製品サイズ:10 x 13.4 x 4.8 cm、重量:145 g

みんな大好きロジクールのマウス。

ロジクールは過去にもトラックボールマウスのM570というのを出しているんですが、それの後継機がこのM575Sです。

接続はBlutoothかロジクール独自のUnifingという専用レシーバー(付属)を使ってPCと接続します。

電源は単三電池で稼働し、サイズが横10cm、縦13.4cm、厚みが4.8cmとちょっと大きめです。

問題点1:思ったより操作しづらい

これはまあ慣れの問題もあると思いますが、ポインターの操作が思ったよりおぼつかないです。

手にフィットはしてるんですが、なぜか動かしづらいです

完全に個人的な問題な気もしますし、慣れれば大丈夫だと思って半年ほど使いましたが全然なれませんでした。

トラックボールの感度もかなり高いので、専用のソフトウェアでDPIを落として使いましたが、DPIを落とした結果親指を酷使する羽目になって、結局手が痛くなるという結果になりました。

問題点2:ワイヤレスである必要性が特にない

最初はワイヤレスで、単三電池1本で最大24カ月稼働!っていうのを見て、「へー、いいじゃん」と思いましたが、買って実際に使っていたら、よくよく考えればマウス自体は動かないからコードあってもなくてもいいなと思いました。

普通のマウスの場合は縦横無尽に動かすので、コードが何かにあたって邪魔とかあるので普段はワイヤレスにこだわっていましたが、トラックボールマウスは動かすことが特にないので、たまに不具合で接続切れたりして腹が立つだけでした。

問題点3:なんだかんだ手が痛くなる

長時間操作してわかったことですが、手を動かさないので手首は痛くなりません。
ただ、親指だけをかなり動かすので親指の付け根が痛くなります。

普通のマウスを長時間使ったときの比じゃないくらい手がつかれました。

よく考えれば手をマウスに固定して親指だけ動かせば疲れるのは想像できていたのになぜ購入に走ったのか。

ノリと勢いで行動すると痛い目に見る典型ですね。

逆にいい所ないの?

このマウスのいい所ですが、まずは値段ですね。
ワイヤレスのマウスで、5000円くらいで買えるという点だけはいいかもしれません。

さっきも言ったようにワイヤレスである必要性を特に感じませんが。

あとはトラックボール動きが滑らかで、ストレスを感じないのはいいかもしれません。

結局トラックボールはダメなの?

これは個人的な見解ですが、親指操作タイプのトラックボールは腱鞘炎対策になりません。

腱鞘炎の対策という観点でトラックボールマウスを買うなら手全体で転がせるタイプがいいと思います。

SlimBlade Trackball 72327JP
4.5

マルチ機能付大玉のトラックボール! ■ボールをひねるだけで楽々スクロール。
通常のビューモードの他に、画像のズームイン/アウト可能なビューモード、曲送り/戻し可能なメディアモードの3モードを搭載

Kensingtonというメーカーが出してるトラックボールがこのタイプで、ちょっと良さそうだなと思ってます。